本書は各年度ごとに「学科」と「実地」の試験問題および模範解答と解説を掲載しています。

　・過去6年間の推進工事技士試験を各年度ごとに完全収録
　・解説には設問に採用された図書(推進工法体系)の出典箇所を明記

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1. 試験方式
　2017年度から試験方式が変更になりました。これまでの学科試験と実地試験は、それぞれ一次試験と二次試験となり、さらに一次・二次試験ともに同日開催となりました。
2. 受験資格
　学歴は問いません。どなたでも受験できます。
3. 推進工事技士の登録
　「推進工事技士」として登録するには二次試験を合格し、さらに、施工会社において推進工事に従事し1年以上の指導監督的実務経験を有するか、または、施工会社、設計会社、発注官庁等において、推進工事の計画、設計あるいは工事監理等に従事し、1年以上の指導監督的実務経験があることが必要とされています。
　推進工事技士登録申請は二次試験合格年度を含む5年以内に登録申請が必要で、同時に実務経験証明書の提出を求められます。
4. 受験願書
　3月上旬から5月末（願書受付最終日）まで(公社)日本推進技術協会ホームページ（http://www.suisinkyo.or.jp/）からダウンロードができます。また、同期間に同協会事務局でも販売しています。
5. 受験料
　・一次試験のみ　　　　　　13,000円
　・一次・二次試験同日受験　21,600円
　・二次試験のみ　　　　　　13,000円
6. 受験申込
　受験申し込みには以下の書類が必要です。
　　1）推進工事技士試験願書
　　2）一次試験免除申請書（前年度学科試験（一次試験）合格者または所定の技術士の合格者）
　　3）受験料の「振込払込請求書兼受領書」、「ご利用明細票」、振込を証明できる「受領書」等のコピー
7. 願書受付
　一次試験および二次試験とも
　4月初旬から5月末まで（当日消印有効）
8. 一次試験の免除
　前年度学科試験（一次試験）合格者または技術士（建設部門または上下水道部門）で推進工事技士受験資格を有する方は、一次試験を免除することができます。様式：「一次試験免除申請書」を受験願書とともに提出してください。
9. 試験会場
　札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の全国5会場で開催されます。
10. 試験日時
　一次試験　7月第二日曜日　10：30〜12：00
　二次試験　7月第二日曜日　13：30〜15：00
11. 試験内容
　一次試験（30問：選択式）
　　・推進工事に必要な一般的知識、工法および施工計画ならびに施工管理に係る技術的知識
　　・推進工事に関する法規の知識に関する事項
　二次試験（8問：記述式）
　　・推進工事の施工計画の作成に必要な実務的技術に関する事項
　　・施工管理に必要な実務的技術等に関する事項